触手責めの起源は江戸時代にまで遡るんだとか。
もはや日本人のDNAに刻み込まれているといっても過言ではないよね。Japanese HENTAI!
Cage of Tentacles ~苗床快楽地獄の触手監獄~
サークル『えるふ茶園』
触手の巣窟から脱出を目指すノンフィールド型RPG。
絶対に逃がさんぞという強い意志を感じる触手に対するはふわふわしたロリエルフのユーリア。
エルフinテンタクルランドよ。無事な訳ないでしょ。
テンタクルランドって何だよ。
ストーリーと呼べるほどのものはないので、ユーリアが「(穴に)落ちた話」になるか「(苗床に)堕ちた話」になるかはプレイヤー次第。
プレイヤー次第とはいうものの、プレイヤースキルが試されることはないし、そもそもプレイヤーが介入できるアクションは限定されている。
この世界はカードの数字が全てなので、相手よりも大きな数字を出すことができれば、無傷で状況を打破できる。
しかし、裏を返せば相手よりも小さい数字を出してしまった場合は反撃もできないため、一方的に蹂躙されるのみ。
5枚の手札の中から1枚を選んで出すので多少は選択の余地があるものの、次に手札に加わるカードはランダムなので、リアルラックが問われる。
すごろくと同じくらい運に生殺与奪を握られている。
絶望。
ある程度の被弾を許容して数字の小さなカードを処理したとしてもこうなることはある。
シンプルに「1」のカードしか来ねぇという状況なのだが、割とよくある。
確実にプレイヤーがコントロールできる準備として、装備は古龍の残滓がオススメとか、能力強化はLUCKを重視した方が良さげといった多少生存率を上げる方法はある。
とはいえ、残滓のドロップはランダムだし、能力強化のためのAPを稼ぐためには戦闘をしないといけないので、やはり運。
準備に奔走していたら瀕死になっていたみたいなことも間々ある。
救いというか、ユーリアにとっては悪夢でしかないのだが、HPが0になってもゲームオーバーにはならない。
ユーリアのパラメータのひとつに「淫落度」というものがあり、これが100%に達するとバッドエンドとなる。
淫落度は道中のイベントや戦闘中にHPが0になると第2ラウンド的なものに突入するので、そこで絶頂するなどで上昇する。
ただ、割と淫落度の上昇値は少ないので、意図的に上げようとしない限りなかなか100%にはならない。
ともかくリアルラックへの依存度が高いので、トライアンドエラーで戦略を練る分析力とかよりもサイコロを振り続ける根気の方が大事。
なので、1万回ダメでも1万1回目にはすんなり脱出できるということも現実に起こり得る。
まぁ、さすがにそれは極端だし、何だかんだで脱出できてしまうケースの方がたぶん多い。
もっとも、取り返しがつかないくらいメタメタに開発されまっくている可能性も高いけど。
清い身体のままで脱出とか可能なんだろうか……?
脱出に成功するとギャラリー(回想)が解放され、心ゆくまでユーリアの痴態を堪能できる。
あ、ここからは触手の話ね。
本作に登場する敵は全て触手。当然だよね!
各部位ごとの責めに特化していて、「わぁ、触手ってこんなにたくさんいるんですねぇ!」というくらい種類が豊富。
競争の激しい業界ですからね、やっぱり職種の棲み分けは大事ですよ。
触手だけにね! は?
数ある触手の中でも個人的な注目株が「アナル掘り触手」。
形状はノーマルでいかにもという触手だが、ポイントは「長さ」
長い触手自体は特別珍しい訳ではないが、本作品における触手は、動く。
延々と捻じ込まれる様子やそれに連動してボコボコとお腹が膨らんでいく様はアニメーションならではの「長さ」の表現が光る。
「うわ……エロ……」となること間違いなし。
移動中には移動イベント(ENGAGE)が発生することがあり、提示されたカードを上回るカードを出さないと良くないこと(大抵エロいこと)が起こる。
こちらはマンガ的な表現で進行していくのだが、残念なことにバージョン1.1の時点ではギャラリーに登録されないので、本編中に自力で見るしかない(ギャラリーについてもアップデート予定らしいので今後見れるようになるかも)。
アニメーションの方にも負けず劣らずのエロさなのでわざわざ見に行くだけの価値は十分にある。
総合的には触手特化なだけあって触手が性癖に刺さる人には楽しめるゲーム。
一方でゲーム部分は運に依存する割合が大きく、難易度は低いとは言えないので、これを機に触手のジャンルを開拓しようという人にはなかなかハードルが高いかもしれない。
今後のアップデートで強くてニューゲーム的な救済要素などが追加されればその辺りのハードルもぐっと下がるので間口が広がるはず。
そうすればより多くの人を触手の沼に引きずり込める。
何たって触手だもんね! は?
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