魔法少女苗床計画 レビュー|触手×魔法少女 鉄板の組み合わせなPRG

RPG

触手に勝てる魔法少女いない説

検証しようのない創作同士の掛け合わせ

人はそれをファンタジーと呼ぶんだぜ


魔法少女苗床計画
サークル『なえどこかいはつ

 魔法少女を倒して苗床にするRPG。
 おつかいや雑魚戦闘などは一切ないので、サクサク進められるお手軽短編作品。
 クリッカーもあるよ。

 主人公は秘密結社ブラックカンパニー4代目首領の『シュリョー』
 サドスティックなビジュアルだが中身はそうでもなく、部下からの人望は厚い。
 魔法少女に戦闘員の怪人を星にされすぎて自ら戦闘に出ないといけなくなった。

 もしかすると待遇はホワイトなのかもしれないブラックカンパニー。
 でも、週3で死者が出てるので業務内容は漆黒。ブラックカンパニー。

 首領と共に死地へ赴くことを申し出る古参の怪人。
 慕われ方が秘密結社というよりヤ〇ザのそれなんよ。

 がっつりストーリーという程のものではないが、ブラックカンパニーが世界征服を目論む話。
 それにあたって最大の障害となっているのが魔法少女。

 という訳で用意しました、対魔法少女特効の代名詞「触手」です!
 ただし、この触手は戦闘能力が無いので、弱らせた魔法少女を捕獲する必要がある。

つまり、ほぼポ〇モンと……

違うからやめなさい

 戦闘はデフォルトに近いフロントビュー形式。
 特技や魔法はやや情報量が多めだが、何となくでもいける。

 ある程度ダメージを与えると魔法少女が本気を出してくる。

 見た目は瀕死だが、パーティーの怪人が1体でも生存していれば何度でも復活するシュリョー。
 しかも固有特技は文字通り桁違いの火力が出るシュリョー。
 どう考えても現場で輝く人材だろ。

 シュリョーと共に戦うのがクリエイターの個性が強めに出ている怪人たち。
 どことなく昭和の特撮感が漂う。

 戦闘はボスのみなのでレベリングは無く、事前に準備できるのは装備とパーティー編成くらい。
 それもそこまでしっかり考えなくても大体で大丈夫。
 プレイ時間は2時間程度で一度も負けることなくクリアできた。

 たまたま一発クリアできたものの、ラスボスは「当たり所が悪ければ死んでいた」くらいの塩梅だったので、難易度としては絶妙なライン。

 そして敗北した魔法少女は捕獲され、触手を寄生させられる。
 あ、もうこの辺りからエロの話ね。

 魔法少女から吸収できるエナジー(EP)は使い道の幅広い万能エネルギー。
 彼女らは快楽を餌にエナジーを生産し続ける永久機関と化すのだ。

 使い道に生活感がありすぎる。

 捕獲した魔法少女の様子は「なえどこクリッカー」で見ることができる。
 名前の通り「クリッカー」で、クリックする度に触手がドクンドクン胎動し、魔法少女はビクンビクン反応する。想像以上に動く。

 EPを消費してエナジーの吸収効率を上げたりもできる(反応は変わらない)。
 ただ、なえどこクリッカーを行っている間は実質マウス操作のみになる。
 クリッカー以外も全てマウスで操作できるので、最初からマウス操作で統一した方がいいかも。

 捕えられた魔法少女の末路はこれだけではない。

 5歳児のテンションでエグいこと言ってる。

 魔法少女から生まれる怪人は強力だが、ちゃんと怪人が誕生するかは確率。
 まさかの苗床ガチャ。
 当たりが出るまで怪人を産まされ続ける魔法少女たち。鬼畜すぎか。

 そういえば「魔法少女苗床計画」がタイトルだったわ。

 出産シーンそのものはないが、お腹が膨らんでいく過程は差分イラストが実装されている。

 ちなみに、本作に登場する魔法少女は8人。
 DLsiteの紹介ページには8人全員の紹介が載っているのだが、8人分全部を合わせても「なえどこになります」以外の紹介が1行しかない。
 あまりに強い意志。いや、癖?

 んじゃ、まとめ。

 短編ながらもRPG部分にちゃんと味がある良作。
 細かなネタが仕込んであって、テキストのボリュームはそんなにないのにキャラクターの個性がちゃんと光ってるのがすごい。
 そして何と言っても触手苗床に対する情熱。好き。

キャラのバリエーションは豊富だけど、シチュとか段階のエロはちょっと少なめ

なので触手性癖なりに「これが欲しかった」が出そう
局部とか断面図とか(個人の願望)

面倒なうえに気持ち悪い

今後もなえどこ系の作品を作ってくれそうなので期待しかない

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