
ゾンビものやります

男の人っていつもそうですね……!

アニメ化するみたいだね
ちゃんと読んだことないけど……

タイトル的には『The Lust of Us』のオマージュでしょうけど

それもやったことない……
本編
DLsite:The Lust of You ~退廃世界で美女たちとヤリ放題~
FANZA:The Lust of You 〜退廃世界で美女たちとヤリ放題〜
DLC
DLsite:The Lust of You ~退廃世界で美女達とヤリ放題~ DLC1&2
FANZA:The Lust of You 〜退廃世界で美女達とヤリ放題〜DLC1&2
サークル『ワンチャンあるかも』
ゾンビが跋扈する退廃世界をサバイバルするRPG。
クラフトやステルス的な要素もあって、ゲームとしてなかなか良くできてる一作。

主人公の哲也。
合理主義だが一匹狼タイプで、腕っぷしとサバイバル能力に定評がある。
一番強いのはおちんちん。マジマジカル。
たぶんカタギじゃない。
エロゲの世界にあんまりいないよねヤ〇ザ系主人公。
エロとの相性はそんなに悪くないと思うんだけど。
まぁ、力が正義の世界でメカクレ系エロゲ主人公とか汚いおっさんはすぐ死にそうだから……。

ヒロインのひとり、綾乃。
ゲーム開始直後の操作説明をしているうちに処女を散らすチュートリアルJK。
サバイバル能力がほぼ無いので、イヤイヤながらも哲也の庇護下に入る。
本作はハーレムゲーでもあるので他に5人のヒロインがいるが、ヒロインたちの情報を集めて拠点に連れ帰るのもこのゲームの醍醐味であるため、紹介は割愛。
ビジュアルは全員サムネイルに出ているので、参考程度に。
ゲームとしてはオープンワールド的な作りになっているため、メインストーリーと言えるようなストーリーは無い。
しかし、各所で起こるイベントには割とストーリー性があるので、ストーリーは無いですとも言い切れない。
結局のところ、ゾンビで溢れ返った世界を生き残るというのが常であり最終の目的。
この生存が目標というのがミソで、ゲーム設計の上手なところ。
ゲームとして成立しなくなるので……というご都合部分は別として、基本的にリアルに寄せたシステムが採用されている。

例えば物資調達。
上の画像のように「!」のアイコンが出ている部分は調べることができ、様々なアイテムなどが手に入る。
ただし、入手までは数秒の待機時間が必要で、その間もゲーム内時間は停止しない。
なので、近くにゾンビがいる場合は動けない間にゾンビに襲われることもある。

本作は「満腹」・「水分」・「健康」というパラメータが存在し、何かしらのアクションを行えばもちろん、時間経過や移動するだけで減少していく。
これらのパラメータは減少するほどステータスにマイナス補正がかかる。
水分と健康は拠点で回復することができるが、満腹は食料アイテムを消費して回復する必要がある。
しかもいずれのパラメータも容赦なくゴリゴリ減っていく。
1日に1度だけヒロインから食料をもらえるが、それだけではとても足りないため必然的に街へ出なくてはならない。
さらにリアリティを高めているのが、ごく一部の例外を除いて回収した物資はリポップしない。
そのため物資を取り尽くしてしまったら新たなエリアを探索せざるを得なくなる。

メニュー画面を開いている間やNPCとの会話中などを除いてゲーム内時間は常に進んでいる。
現実の1秒がゲーム内の1分くらいなので、割とハイペースで時間が進んでいく。
当然、腹が減る。
余談だが、本作では常に視界が制限されている。
制限と言ってもよくあるRPGのダンジョンに入った際にキャラクター周辺以外が真っ暗みたいなタイプではない。
機能的には同じことなのだが、本作の場合はフィールド自体は画面いっぱいまで見えているが、ゾンビや採集ポイントなどが近づかないと表示されない。
そのため不意にゾンビと出くわしてしまったり、物資を探して文字通り隅々まで探索しなくてはならない。
思っている以上に移動に時間をとられる。
健康状態も死活問題ではあるが、さらに重要なのが夜になるとゾンビが活性化し出す。

活性化したゾンビは昼間のゾンビよりも強いので、まともに相手していると消耗が激しい。
大人しく拠点に帰ってクラフトなどで明日の探索に備えるなり、ヒロインたちとお楽しみするなりして朝を待つ方が得策。

戦闘はちょっと特殊。
持久力というパラメータを消費して攻撃するのだが、この持久力はフィールドでダッシュする際にも消費される。
フィールドでゾンビからダッシュで逃げたが捕まってしまったというような場合は、持久力が減少した不利な状態で戦闘をしなくてはならない。

武器アイテムを使って攻撃力を底上げすることもできる。
耐久値があるので何度か使用できるが、装備品ではなく消費アイテムなことには変わりない。
一般的なゾンビは軽傷でも傷を負わされれば人間としての死を意味する場合が多いが、本作の世界観ではすぐに治療すればゾンビ化は免れる。
ただ、ゾンビは基本的に攻撃力が高く、一撃でHPの3分の1以上を持っていかれることもザラ。
倒したところで経験値が入る訳でもなく(レベルの概念すらない)、稀にアイテムをドロップする程度なので、そもそも戦うメリットがあまりない。
フィクションの存在にリアリティと言うのも……だが、この辺りが敵性存在としての説得力を持たせる要素ではある。
そろそろエロの話。
Hシーンは全て一枚絵のイベントシーン。
もちろんヒロインたちのがメインではあるが、モブHも全体の3割程度となかなか多め。
ゾンビものだけどゾンビ相手のシーンはなく、竿役は主人公か生き残った人間のみ。
プレイ内容は9割本番で、前戯的なシーンもほとんどなければ尖ったプレイもない。

シーン数自体は多い方だが、ヒロインたちのシーンが好感度によるテキスト差分がそこそこの割合を占めているため、エロのボリュームはあるがバリエーションが乏しいという印象を受ける。
しかし、ヒロインの好感度を上げるためには何度もHする必要があるし、ヒロインからの依頼というイベントをこなす必要もある。
そういったプロセスを踏んでいく間にヒロインの個性を知っていくことになるし、主人公への反応も変化していくため、商業エロゲやギャルゲのヒロイン攻略のような個々のヒロインへの感情移入が自然とできる。
拠点加入時は反抗的だったヒロインが好感度を最大まで上げると半ば依存的になったりするので、プレイにこそ表れないが、ちゃんと癖の通ったシナリオである。
分かりやすさやインスタントさのあるエロではないので好みはあるだろうが、個人的にはなかなか満足できるものだった。
んじゃ、まとめ。
このゲームの目的って何だっけとなる程度には世界観にどっぷり浸かってゲーム内の退廃的な世界を歩き回れるので、未知の場所を開拓してい好奇心を満たしてくれ、シンプルに楽しいゲーム体験をさせてもらった。
3~4時間程度あればエンディングのひとつ(全3種)は見られるが、回想を全て埋めようと思うと8時間くらいはかかるデザインもオープンワールド的な自由度を感じた。
エロに関しては性癖とはまた別の満足感を満たしてくれるものだったので、個人的には好きだが、エロ目的ではちょっと勧めにくいところ。

DLCも出てるけど、内容はほぼエロシーンの追加だね

あのゲーム体験のおかわりができる!
と期待すると肩透かしを食らうかもしれませんね

本編より分かりやすく抜き方面にフォーカスしてるから
せっかくだし……ってのもアリだと思うよ

220円なので応援の意味でもいいんじゃないですか

次回作ちゃんと出して欲しいからね
期待してる
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