
本日は『未亜見あみ』様よりお手紙をいただいております

『玩具戦記 メス×ガキ・リビルドー』の作者様でございますね
法廷闘争の準備が整いましたみたいなことが書かれていませんか?

可能性は0じゃないところが現代の怪談だよね
薄目で見てみる

内容は変わりませんよ


案件だーーー!!!

案件だーーー!!!

”あくまで試遊目的としてのご提供ですので、必ずレビュー記事や攻略記事の執筆をお願いするものではございません。”
とも書いてありますよ

忖☆度

政治色の強さをポップに誤魔化さないでください

『開発者から無償提供』を受けて『記事を執筆』したらそれはもう”案件”なんだよ!

案件にしたいんですか?

これでプロフィールに案件実績ありますって書ける

打算的すぎませんか?

誇大広告で立件されたりしない?

『オススメの同人ゲーム教えて』では案件実績もございます
お気軽にお声がけください

DLsite:ふたなり魔法少女フタナティア ~愛と淫欲のサイバーシティ~
FANZA:ふたなり魔法少女フタナティア 〜愛と淫欲のサイバーシティ〜
サークル『未亜見あみ』
ふたなり魔法少女がサイバーパンクな未来都市で正義を執行するRPG。
戦闘システムや演出など色々と凝っているが、個人的にはシナリオがイチオシ。

さて、ここで問題がひとつあります
わたしではふたなりの熟練度が足りない

「ふたなりの熟練度」

別に受け付けないって訳じゃないんだけどね
ふたなりの情緒を解するにはわたしじゃ役者不足かなーって

「ふたなりの情緒」

にわかが首を突っ込んでみた感想ならレビューとしては信憑性があるのでは?

や、やってみる……
まずは登場人物の紹介から。

本作主人公の『舞井ショーコ』
マスコットの『ウパルパ』と共に『魔法少女フタナティア』としてヒーロー活動に勤しんでいたが、その活動中に150年後の未来へ飛ばされ、チンポが生える。
どうしてチンポが生えたかと言えばフタナティアだからである。生えるべくして生えた。聞くな。
生粋のヒーロー気質だが欲望(主に性欲)に忠実なので実にエロゲ主人公。
(ていうかエミリアさんじゃ……)

凄腕サイバーランナー(ハッカー)の『チアキ・エウルズ』
ストリートでその技能を慈善事業的に使う心優しき少年。
個人的には作中でいちばんかわいいと思うが、生えている。なぜなら男だ。
自分のかわいさを自覚している男の娘ではなく、本人は男らしくあろうとしているが誰にも理解されないタイプの悲しきヒロイン。

ネオキョウトを実質的に支配している巨大企業の幹部『アラサキメ・フジワラ』
いろいろとでっけぇ。ショーコへの愛もでっけぇ。ていうか重てぇ。
最後まで正確に名前を覚えられなかった。さっきもアラキサメって書いてた。
もちろん生えてる。
続いてストーリー。
突如150年後へとやって来てしまったショーコは様変わりした環境に戸惑いながらも現地の人々と絆を育んでいく。
そして魔法少女として困っている人には手を差し伸べ、市民を害する悪を討つ、そんな青春の甘酸っぱい味がするような、サイバーパンクだからか鉄の味がするような物語。

勧善懲悪……とまでは言わないものの、王道的な話の展開なので非常に読みやすく、物語の山場をしっかり押さえているのがポイント高い。
それに伏線と呼ぶべきかは微妙なところだけど、事前の仕込みをちゃんと回収いていくところもきれいで好き。

クライマックスでメインテーマが流れるとウオォォオってなるの我ながら日本のオタクすぎる

一方で日常パートはコメディ全開。
下ネタで喋らないと死ぬんですか? ってくらいずっと下ネタ。
ボッキ芸とかシ○ィーハンターくらいでしか見たことないよ。ボッキ芸って何だよ。

メインストーリーは東野圭吾なのに日常パートがハリウッドザコシショウなのよ

その心は

実に面白い
次はゲームシステムについて。
基本的に人々の依頼を達成することでストーリーが進行していく形式。
行動範囲はかなり自由度があるため、オープンワールドっぽくはあるものの、いくつか依頼を達成すると新たな依頼が発生するので限りなく一本道に近い。
MAP上に依頼の場所は表示されるし、ファストトラベルも完備されているので、まず迷うこともなくとてもユーザーフレンドリー。
親切すぎて最後までMAPの繋がりを覚えられなかったけど。

戦闘は独自システムを採用。
SP(行動力)を消費してその範囲内でアクションを行うスレスパみたいなイメージ(次ターンに持ち越しできるので厳密には違うが)。
加えて「白兵距離」と「射撃距離」というポジションの概念が存在し、対応した属性の攻撃をしないとダメージが激減する。
これは敵味方双方に適用される概念であり、敵が次にとってくる行動は予告されているので、有効な攻撃を選択するだけでなくポジションを移動することで自身のダメージを最小化する戦術も必要となる。

エロゲなのでエロ攻撃もある。
カットインが入るタイプなので衣服破壊とかは無い(元々ほぼ全裸だけど)。
戦闘面ではダメージはないものの弱体化デバフを付けられ、これがかなり重めなので被ダメージより優先して処理しにいくこともしばしば。
副産物というかエロ攻撃を受けると欲情値が上昇し、MAXになると射精してワイズマンモードに突入する。
攻撃力3倍の超絶バフである。強くなるのかよ。


戦闘に関しては独自性やゲーム性を高めようとしていることが覗えるが、シンボルエンカウントなのでボス戦以外は回避できるし、体感としては回避できる戦闘は避けた方がいい。
というのも、システム的に戦略性はあれど最善手的な行動がほぼ固まっているため、単調になりがちであまり戦闘をやりすぎると飽きる。
しかもステータスは消費アイテムで永続的に上げることができるのでそもそもザコ戦は必須ではない。お金はかかるけど(売却アイテムは無限湧きする)。
難易度ノーマルでの体感なので他の難易度ではまたかわってくるかもしれないが、丁寧に戦闘をやろうとすると自分が辛くなる。
あと、注目してほしいポイントがMAPの作り込み。
特にゲーム内広告とかは面白いことやっているなと思うし、知ってるものを見つけるととなんか嬉しくなるよね。

あ、今回も麻雀はあります。

んで、エロの話。
形式はおなじみの一枚絵とテキストのアレ。
イベントシーン的に突然始まる……おっぱじまることがよくある。
それ以外だと敗北H。
こちらは文字通り敵に戦闘で負けた時のものだが、勝っても回想に登録されるのでわざと負ける必要はない。
内容としては全部ふたなりなので突っ込まれるし、突っ込む(?)。
イチャラブ・凌辱半々といったところではあるけど、アヘ顔がすごいので両方でどっちだ……? とはなる。
それに射精の勢いが強すぎて謎の光みたいなのが画面によく現れる。どこも隠れてないけど。

キャラクターとしてはショーコ・チアキ・アラサキメの3人。
主人公であるショーコのシーンが多いのは当然だが、他の2人のシーンもそこそこある。
だが、よくよく考えてみてほしい。
男性向けエロゲで男のオナニーシーンがイラスト付きで存在するなんてことがあり得るのか。

やっぱりチアキくんはヒロイン。
んじゃ、まとめ。
ゲームとしては量産型ツクール作品から脱却しようという姿勢が随所に見られてとても良い。
かなり同人ゲームプレイヤーに寄り添った作りになっている。
エロに関してはボリュームは多めかなというくらいだが、中身が性癖の煮凝りなので評価は割れそうなところ。

強いこだわりと信念を持った作品には言語化できない魅力があると
経験則からわたしは信じています

それで、どうだった?

……ごめん

謝っちゃダメじゃないか?

わたしはエロに反応できなかっただけで
ゲームとしてはレベル高いからね
本当だよ

とってつけたような嘘に聞こえるので悪あがきはよした方がいいですよ

一回体験版だけでもやってみよ?
想像以上に引き込まれるから!
お願いします!




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