アリアと迷宮の秘密 レビュー|エルフメイドのローグライク

RPG

 ボクはローグライクというジャンルが好きだ。
 プレイヤースキルが高くないので攻略に途方もない時間がかかって長く楽しめる。ポジティブ!


DLsite:アリアと迷宮の秘密
FANZA:アリアと迷宮の秘密
サークル『つきみたけ

 エルフでメイドな「アリア」のローグライク。
 キャラクターや世界観は過去作と同様のものだが続編という訳ではなく、未プレイでも問題ない。
 実際、ボクは過去作をひとつもプレイしたことはないのだが、何となく過去作との繋がりがありそうだなーと感じる程度で、本作のみでは理解できないようなものはなかった。

 そもそもストーリー自体がそれほどガッツリしたものではないので、当然と言えば当然。
 お屋敷の地下で掃除をしていたら謎の街へ迷い込んでしまったアリアが迷宮を踏破してお屋敷へ帰ろうとする話。で、まとまってしまう程度。
 もっとも、ストーリーの本筋には関わってこないが、イベントはそこそこ数があるのでボリューム不足という感じではなかった。
 強いて言えば、ストーリーが薄味故にキャラクターの掘り下げがいまひとつではある。
 アリアは明るくちょっとアホっぽい、楽観的な女の子というのが一通りプレイし終わった時点でのボクの印象だ。
 これに関しては過去作をプレイしていれば印象は変わっていたかもしれない。やっぱり過去作プレイ推奨で。

 さて、ゲームについて。
 ローグライクというジャンルである以上「運」が絡んでくるのは避けられないが、事故的な不運以外はそれほど大きく影響せず、難易度は割と低め。
 アイテムの種類は絞られているし、スキルも武器に付与されていて自力では習得できないのでほぼ使うこともなく、ローグライク的な判断をする場面がかなり限られている。
 さらに言えばレベルはサクサク上がるがリセットはされないし、途中で離脱してもその階層からリスタートできるので行き詰まっても何だかんだ突破できる。
 ボクは3時間ほどでクリアできた。
 入門編あるいは短編ローグライクとしては丁度いい難易度とボリューム感だが、ローグライクがやりてェンだ! という人には少々物足りないかもしれない。

 お待ちかねのエロについて。
 ざっくり分けると迷宮で発生するものと拠点の街で発生するものがある。

 迷宮ではエロトラップやセクハラを仕掛けてくる敵がおり、このセクハラは抵抗せずにいると段階でシーンが進行していく。
 この他にも特定の敵に敗北するとCGイベントになり、巣にお持ち帰りされてしまう。
 お持ち帰り後は脱出ゲームになるのでがんばって脱出しよう。こちらもそれほど難易度は高くない。

 街では売春やハートのアイコンが出ているキャラクターに話しかけるなどするとイベントが発生する。
 街は治安がすこぶる悪いのであいさつ代わりにセクハラを受けるし、盗みやイカサマがバレようものなら犯罪者に人権はないと言わんばかりに過剰なお仕置きが待っている。道徳が死んでいる。

 迷宮にせよ街にせよ共通して言えるのはかわいい絵柄に反して内容がえげつない。
 エロローグライクには定番の立ち絵で進行していくものと一枚絵のCGがあるものとがあるが、一枚絵の方は特にヤバい。
 暴力系は当然の如く、尊厳を踏みにじるようなものまでとにかくひどい目に遭う。
 アリアが明るいキャラクターというのもあって落差に付いていけなくなりそう。

 それなら立ち絵の方は優しいかと言えばそんなこともなく、三角木馬なんかは悪意を煮詰めたような形をしている。

 割と早い段階で心が折れてしまうアリアだが、そんなことはお構いなしに凌辱され続けてボロボロにされてしまう。容赦がなさ過ぎる。
 振り返ってみるとアリアが気持ちよくなっている描写はほぼないので、その辺りは徹底されているなと感じた。

 後で知ったことではあるが、サークルのテイストというか特徴としてひどい目に遭う系統のようなので、単純にボクが知らなかったために不意打ちを食らっているだけでサークルファンからすればこれだよこれという感じだろう。
 フルボイスではないが、ボイスもついていて(悲鳴や呻き声が多いが)クオリティは高いので、ひどい目に遭う系統がお好きな人にはかなりオススメの一作である。

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