Mは自分がして欲しいことを相手にすればSになれる。
Sは自分がしたいことをするのでSにしかなれない。
Sとは何と依存的な生き物か。
DLsite:ダークオブクロエ
FANZA:ダークオブクロエ
サークル『sugar star』
飢餓に耐えかねて死んだ犬の肉を食べたことによって、嗅覚がおかしくなる呪いにかかった女剣士・クロエのローグライク風アクションゲー。
背に腹は代えられないとはいえ、死んだ犬の肉はそれはそれで別の危険があるのでは? 病理的に。
犬の呪いを解くため、クロエが辿り着いたのが世界の果ての森。
その奥にはどんな願いも叶えてくれる魔物がいるという男根神の神殿があった。
願いを叶えるためにはこの魔物に「人間性」を捧げなければならないという。
クロエは願いを叶えるべく、ダンジョンへと踏み入っていく……というストーリー。
ストーリーとは言ったものの、そういう設定という程度で、物語としての動きはあまりない。
人間性を捧げて願いを叶えるってすごい設定だな……。
ここで言う「人間性」とはあくまでゲーム内のアイテム。
各ステージのボスを倒すことで入手できる。
モンスターを倒して得る「人間性」とは……?
こんな感じのフィールドを探索してボス討伐を目指すのだが、序盤はなかなかの死にゲー。
ボクはつい最近まで某伝説で1ヶ月くらい死にゲーを味わってきたばかりなので、かわいいものと受け流したが、↑の画像の敵3体を倒せるようになるまでに3回は死んでいる。
おそらくそうなる原因がクロエと敵とで攻撃の当たり判定に差があるため。
あくまでボクがプレイして感じた感覚的なものなので、明確な根拠がある訳ではないが、実際にプレイしてみれば言いたいことは何となく分かると思う。
クロエの攻撃は真正面にしか当たり判定がないのに対し、敵の攻撃はそれよりも少し幅広な当たり判定がある。
これにより正面から軸をずらして近づかれると一方的に攻撃される。
接近されてから微調整するのは無防備極まりないためとりあえず距離をとるのだが、この間にこちらからは攻撃できないので、一撃もらえばやられ損。
大方こんな感じである。
拠点でソウルという通貨のような役割のものを消費してレベルアップすることも可能。
死亡時に一部を除いてアイテムはロストしてしまうが、レベルはリセットされない。
したがって時間をかければいずれ力技で突破することもできる。
もっとも、当たり判定を感覚で理解できるようになると被弾すること自体が減るし、おそらく最初のボスを突破する頃には死にゲーも卒業しているだろうが……。
というかこのゲームは3ステージしかないので、序盤の全然進めねぇ……となっている時間を超えるとかなりサクサク進んでクリアできてしまう。
ボクは2時間程度でクリアできたが、飽きずにプレイできるいい塩梅の長さかもしれない。
3ステージ目を突破すると拠点に戻ってきてしまい周回モードに突入するが、そもそもの目的が人間性を集めて神殿に捧げることであって、ダンジョン攻略が目標ではない。
おそらくダンジョン全てを攻略しなくともエンディングには辿り着ける(検証はしていない)。
基本的に神殿に人間性を捧げていくことでエンディングを迎えることになるのだが、3つあるエンディングの内の1つは人間性を消費することなく3ステージを突破することが条件になっている。
なので、1周で全てのエンディングを見ようと思うと必然的にこのエンディングが最初に到達すべきエンディングとなる。
ただし、9割方のエロと人間性の消費はセットになっているので、人間性を消費しないエンディングを見るには必然的にエロ封印プレイを余儀なくされる。
その上であえて言おう。
クロエはドスケベだぞ。
このゲームのエロイベントは主に神殿で人間性を捧げた時の対人Hと、ダンジョン内でHPが0になった場合に人間性を消費すると起こるモンスター姦の2種類。
対人Hは段階エロ的なシステムで、人間性を捧げる度にプレイ内容が増えていき、より過激・よりハードなプレイが選べるようになる。
割と抵抗感を示しているので、段々と淫乱に開発されていく感じかと思えば最初からフルスロットルだった。
即堕ち2コマばりにマゾ全開だった。
犬の呪いのせいで発情してしまうと言い張ってはいるが、マゾの性癖は元からでしょ。絶対。
そして豚声も絶叫もフルボイス。
フル・ボイス!
ロリみのある絵柄に反してなかなかお姉さんボイスのクロエ。
口調も女剣士というより女騎士に近いような凛々しめの言葉遣いなので、イラストのイメージとは微妙に異なる印象を受けるかもしれない。
体験版も無いのでその辺りのイメージの齟齬を確かめられないが、これはこれでアリというかプレイ内容が終始マゾなので、むしろアリという気がしてくる。
大丈夫、合法なやつだから。
モンスター姦でもやっぱりマゾプレイ。
しかし、モンスター相手なので人間相手と比べるとマゾ要素は少し薄め。
どちらかと言えば凌辱要素が強めに出ている。
対人Hは紙芝居形式なのに対して、モンスター姦はローグライク系によくあるメッセージログが流れていくタイプ(回想から見られるのは導入部分のみ)。
スキップもできるが、結構な長さで延々犯される。
しかもちょっと動く。
こういうのもありまっせというホスピタリティが万全すぎる。
そろそろ、まとめ。
ゲーム部分のボリュームからすると割高感があるのは否めない。
楽しんでプレイできている内に一通りクリアできる長さというのは絶妙なラインとも言えるし、まだ遊べるモチベーションを残しているのはボリューム不足ともとれる。
これに関しては前情報として「短めの作品である」ということを理解した上でプレイすればそれほど神経質になることでもないように思う。
それよりも想像以上にエロに力が入っていることの方が重要。
これはボリュームについてもそうだし、クオリティについてもだ。
ボクはM女というジャンルに殊更反応するタイプではないのだが、それでも語彙力が急低下するくらいにヤバいな……コレは……となった。
ちょっと気になるかなーという点がポツポツと見えたりもするが、そんなことはどうでもよくなるくらいにはエロいし、全て見終えてみればむしろそれがいいとなっている。
呪いにかけられたのはボクなのかもしれない。
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