ちょっと話題になっていたので順番を繰り上げてプレイ。
あまり本意じゃない話題の上がり方だろうから、真っ当に取り上げるね。
弱小過ぎて意味ないかもだけど。
兄ラブな妹と気持ちよすぎる異世界性活!
サークル『なんちゃらゲーム』
同人RPGの基本みたいなところを押さえたオーソドックスなタイプのRPG。
イラストはCG集を数多く出しているサークルが手掛けているだけあって絵にパワーを感じる。
ボクは属性で言ったら妹よりも姉派なのだが、表紙(サムネイル)に何故だか分からない魅力を感じて手に取った次第。
いわゆるジャケ買いというやつである。
オーソドックスなRPGを謳っているだけあって、同人RPGを一度でもやったことのある人には何一つ説明するようなことがない。
「特記事項なし」ではあまりに没個性で記事にならな……。
いや、愛知県過ぎるだろ。
自宅横から「ういろう」が手に入って、アイテム名は「やくそう」とか定番のやつじゃないんだなーとか思ってたらこれだよ。
回復アイテムは全て名古屋めし。
メニューの写真よりも実物の方を盛ってきそうな喫茶店。
コーヒーを飲むと何故かレベルが上がる。
カフェインドーピング。
ひとつの画面には収まらないのでちょっと分かりにくいが、ワールドマップもまんま愛知県。
他にも紅葉で有名な景勝地とか自動車メーカーの工場とか……。
ズブリパークは挑戦的過ぎるんよ。
ラブホ街でパロっていいところじゃないって。
ひと通り愛知県ネタには触れたので、次いこう。次。
シナリオはあっさり塩味だが、エロはしっかり濃いめ。
さすが赤味噌の国。
5種類のエンディングが用意されているが、街の北東にある井戸でエンディングの条件は教えてもらえるし、いくつかセーブデータを分けておけば一周で全て見ることができる。
かかった時間は2時間程度。
Hシーンもオーソドックスで基本的にはノーマル寄りのプレイ内容。
相手が妹というところが一番アブノーマルかもしれない。
ひとつひとつのシーンは短めだが、全部で24種類もある。
短編作品にしては確実に多い部類。
実績あるサークルがイラストを担当しているだけあって力を入れるべきところをちゃんと分かっているという感じだ。
それでもボテ腹エッチは3種類あり、(NPCの反応が変わる程度だが)妊娠ルートまである。
ここは譲れねぇぜというこだわりを感じる。
圧倒的にエロに比重を置いているので、もうCG集でよくね?と思われるかもしれないが、そんなことはない。
エロを主軸にというコンセプトであれば、シナリオや戦闘の軽さはメインコンテンツを邪魔しないという意味では、むしろ正解ともいえる。
それに複数エンディングはこういったゲームならではの見せ方だし、ゲームという方式を採っていなければこんなに愛知県を盛り込めない。
もはや愛知県が一番大きな割合を占めていると言っても過言ではない。
全体的にもうちょっと欲しいなと思わされる部分はあるが、短編という規模を考えると妥当な気もする。
本作が処女作なので、今後の作品が大きく化ける可能性は十分あるし、それだけのポテンシャルも持っているように思える。
次も愛知県なんですか⁉ 私、気になります!
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